お知らせ・コラム

育児などの短時間勤務の社員の育成

投稿日:2024.11.21 更新日:2024.11.20
話し合いの場のイメージ

昨日の投稿とも関連しますが、今日は、ライフイベント中で、短時間勤務など時間に制約がある働き方をしている社員の育成の考え方についてお話しします。

業務量は配慮しつつ、業務の質は妥協しない

個々人の能力・意欲を見極めたうえで、中長期のキャリアを見据えながらアサインを行いましょう。とはいえ、子どもの保育園のお迎え・病気・数多くの予防接種や検診などの都合で、時間の制約や急な休みを取るケースは多くなるでしょう。このため、周囲の協力などの配慮は必要不可欠です。ポイントは、量や締切の配慮はしながらも、業務の質については妥協しないことです。

一方的な配慮ではなく、必ず本人の意思の確認を

「時短勤務の社員に出張は無理だろう」、「突発的な対応が必要になるお客様対応の業務は頼まない方がいいだろう」、「責任の重い仕事は引き受けられないだろう」と、こちらが良かれと思ったとしても、本人の意見は確認したのでしょうか。勝手な決めつけになることも多いです。このため、本人と話す時間をゆっくり取り、本人の意思を確認することが基本です。

励ましと期待を伝えつつ、一緒に前向きに考えていきましょう

まずは、それぞれが抱えている状況を確認し、理解してください。本人が「短時間勤務の自分には務まらない」、「周りに迷惑をかけるなら、引き受けない方がよい」と言うかもしれません。そのようなときは、本人に励ましと期待を伝え、「本当にそうかな?」とか「どうしたら出来る?」と一緒になって前向きに考えることが重要です。

詳しくは、2024/12/27発売超実践!今日からできる「職場の多様性活用ハンドブック」』でもご紹介しています。

>アマゾンはこちらから

>楽天ブックスはこちらから

ダイバーシティ推進コンサルタント 前田 京子

カテゴリー一覧
タグ一覧
2024年12月27日発売決定!
超実践!今日からできる職場の多様性活用ハンドブック
>> 書籍のご予約・ご購入はこちらから
Amazonはこちらから 楽天ブックスはこちらから
ダイバーシティ
推進に関する
ご相談はお気軽に
お問い合わせ